SRM(スチームライスマシーン)
洗米・浸漬不要の炊飯機で日持ちが良く殺菌された安全なご飯を提供します。
過熱水蒸気を使用したコンベアによる連続式の炊飯機です。
高い炊き増え率、洗米・浸漬が不要、老化の抑制、品質の安定、時短、省スペース、作
業環境の良さ等沢山のメリットがあります。
また、個食カップでの炊飯、野菜・魚・肉の加熱調理等マルチにご活用いただけます。
<製品の特長>
特長① 品質の向上
コンベアによる連続式のため均一で美味しいご飯が生産可能
特長② 経済性の向上
高い炊き増え率から生米使用量の約10%の削減が可能
特長③ 日持ち
過熱水蒸気の凝縮熱エネルギーを利用することで米の細胞が壊れにくく、
老化スピードが遅く保存性の良いご飯が生産可能
特長④ 生産性の向上
洗米・浸漬工程が不要のため時短・省スペースに
特長⑤ 作業性の向上
タッチパネルで簡単に操作でき、レシピ登録も簡単。熱の放出が少なく、
炊飯機周辺での作業環境が改善。
<全自動連続 蒸気炊飯システムによるごはん>
■日持ちが良く黄化も防止
蒸気炊飯では、100℃以上の過熱水蒸気を熱源として炊飯することで、米のα化を促進させ、芽胞状態の土壌菌を殺菌しご飯の黄化を防止することができます。
また、低品位米が混入していてもベチャ飯になりにくいので、日持ちが良く再加熱してもご飯が硬くなりません。
■冷却、再加熱に強い
一般的なセントラルキッチンでは、ご飯を一旦1~2℃まで冷却してから配送先の各施設で80℃以上15分で再加熱します。
釜炊飯のご飯は、この工程で表面の水分が飛んでぱさぱさになり、結果食べにくくなってしまいます。
しかし弊社の蒸気炊飯システムは、お米同士の物理的衝突が少ないマイルドな条件で炊飯することによりご飯表面のパサパサになりやすい成分が少なくなるため、水分が飛びにくく炊きたての美味しさをキープします。
■炊き増えが良く、原料を削減
蒸気炊飯の炊き増え率(膨張率)は約2.3倍〜2.6倍と、釜炊飯の2.15倍に比べて高めに調整することができます。炊き増え率が増加する分、原料白米を削減することができます。
(1トンのご飯を炊飯する場合、約30Kg以上の削減になります。)
■つぶつぶ感がはっきりと感じられるごはん
蒸気炊飯では、米の温度を3分で100℃まで上昇させることができます。また、ステンレスネットの上で一定の厚みに形成された米層を順次加水しながら炊き上げますので、米粒がふっくらとして「内が軟らかく外が硬い」理想的なご飯ができます。
成形性にも優れ、おにぎりや寿司などにも適しています。
■酢飯・赤飯に最適
蒸気炊飯はご飯表面の吸水性をコントロールする事が可能で、工程内の最適なポイントで酢などを散布することにより、ムラのない均一な調味ができます。手作業での攪拌・切り返しは不要です。
また、蒸気で蒸すという性格上、赤飯・おこわ・穀類等にも最適です。
解決できる課題
- 人手不足解決
- 品質向上
- コスト削減
- 自動化
- 省スペース
- 生産効率改善